top of page

篠の歴史

228208.jpg

2024年9月に40周年を迎えた「篠」。​ここに来るまでに、多くの1984年の創設以来、俳句の伝統を尊重しつつ、新たな表現の可能性を探求してきました。四季折々の自然や日々の暮らしを詠むことを大切にし、多くの俳人が集う場として発展を続けています。

 

本結社の歩みは、時代とともに変化しながらも、俳句の魅力を次世代へと伝える使命を貫いてきた歴史そのものです。このページでは、「篠」の創設から現在に至るまでの歴史を振り返り、その精神を受け継ぐ活動について紹介します。

沿革

1984年9月

俳人・岡田史乃(おかだ しの)により俳句結社「篠(すず)」創刊。岡田史乃は、野澤節子の「蘭」、岸田稚魚の「琅玕」、川崎展宏の「貂」などに参加し、幅広い俳句活動を展開。その後、自らの俳句観を反映した結社「篠」を立ち上げ、多くの門人を育成した。

1994年

岡田史乃の娘である辻村麻乃(つじむら まの)が「篠」に入会。幼少期より祖母・笹尾操に俳句の手ほどきを受けていたが、一時離れたのち、改めて俳句の道へ進む。同時期に、岩淵喜代子の「ににん」の創刊同人となり、超結社句会「俳句大学」にも参加。

2016年

岡田史乃が第四句集『ピカソの壺』を刊行し、第12回日本詩歌句大賞・東京四季出版社賞を受賞。

2017年

『ピカソの壺』により文學の森賞準大賞を受賞。

2019年

岡田史乃が逝去。辻村麻乃が「篠」主宰を継承。

2024年

俳句結社「篠」は創立40周年を迎える。節目の年として、これまでの歩みを振り返りながら、俳句のさらなる可能性を探る活動を展開。

2006年

辻村麻乃 第1句集『プールの底』(角川書店)刊行。

2018年

辻村麻乃第2句集『るん』(俳句アトラス)を刊行。第15回日本詩歌句大賞の特別賞を受賞した。

  • Facebook のアイコン
  • Twitter のアイコン
  • LinkedIn のアイコン
  • Instagram のアイコン
bottom of page